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「番号ポータビリティ」||デコメ-LINK.com [05/22update]

番号ポータビリティ wikipedia|無料辞書

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番号ポータビリティ(ばんごうポータビリティ)は、携帯電話固定電話等の電話の利用に際して、契約している電話会社(電気通信事業者)を変更しても、電話番号は変更しないまま、継続して利用できる仕組みである。番号持ち運び制度とも言われる。また、携帯電話については、MNP()とも呼ばれる。
利用者の電話番号による囲い込みの防止により、サービスの向上・料金の低減を目指すために行われる。

◆共通事項

◇ 運用
運用を行うために、次のことを定める必要がある。
・ 費用の回収方法 : 利用者と事業者相互間分担のあり方。前事業者の未収料金の回収など。
・ 接続料金の精算方法 : 経由する電話交換機電話回線・電話番号データベースの利用料金など。
・ 運用ルール : 利用者の意思確認・利用者情報の事業者間の引継ぎ・電話番号データベースの更新など

◇問題点
次のような問題点も指摘されている。
・ システムの構築に多額の費用がかかる。
・ 結果的に、競争の激化により事業者の経営問題が生じる。
・ 結果的に、強引・違法な営業活動の遠因となる(日本ではマイライン等でも問題になった)。

◆ 電話番号割り当て

◇ 二重番号方式
通常の電話番号計画で移転先に割り当てられた電話番号を接続に用いるもの。電話番号の消費が倍となる。

  ルーティング番号方式
通常の電話番号計画と独立したルーティング専用の番号を用いるもの。電話番号の割り当てを節約できる。
日本では、携帯電話事業者間の双方向のものでの利用が2006年10月24日から実施されている。また、NTT東西の固定電話からの片方向のものが電話番号枯渇の解消のため2007年2月1日に変更された。
ルーティングに使用される番号としては、中継用として割り当てられた事業者識別番号・その事業者に割り当てられている市外局番+市内局番の形式・代表的な電話番号の全桁などが使用され、それにより発信者がダイヤルした番号を通知すべき交換設備を選択する。

◆ 電話番号のデータベース管理
電話番号と移転先とを関連付けるデータベースの管理法には次のようなものがある。
・電話番号帯を割り当てられた事業者がデータベースを持ち、移転先事業者を管理し他事業者からの問い合わせを受け付ける。複数回の移転の場合でも履歴を番号帯管理事業者が管理し、無駄な問い合わせを繰り返さないようになっている。日本ではこの方式。
・事業者が個別またはいくつかの事業者で共同で、全ての番号を管理するデータベースを運営する。その番号を利用する事業者がその全てへ登録を行う。
・事業者が拠出した基金で集中管理データベースを運営し、全てのルーティング問い合わせを受け付ける。北米電話番号計画での方式。

◆ 接続方式
発信元電話交換機から、移転先への接続方式として次のようなものが有る。

◇ 転送方式
転送方式(Onward Routing)は、前進ルーティングとも呼ばれる。
#発信元からのポータビリティ番号を管理する交換機へ接続する。
#移転元交換機から移転先交換機へ接続する。
電話番号を管理する交換機のみの改修でサービス可能であるが、冗長な接続経路となるため、回線使用料が高くなる場合が多い。

◇ リダイレクション方式
リダイレクション方式(Call Dropback)は、呼び戻し方式とも呼ばれる。
#発信元からポータビリティ番号を管理する交換機へ接続する。
#移転された番号である場合移転先電話番号が移転元交換機から発信元へ通知される。
#一旦回線を開放した後、発信元の電話交換機から移転先電話へ直に回線接続を行う。
発信元交換機と電話番号を管理する交換機とにおいて、電話番号取得などの仕組みの構築が必要である。最適化された接続経路となるため、回線使用料が安くなる。

◇ 開放・データベース問い合わせ方式

▲上へ / ▼下へ

開放・データベース問い合わせ方式(Query on Release)は、集中管理電話番号データベースを用いるものである。
#発信元からポータビリティ番号を管理する電話交換機へ接続する。
#移転された番号である場合、一旦回線が開放される。
#発信元交換機が集中管理電話番号データベースへ移転先を問い合わせ取得する。
#発信元の電話交換機から移転先電話へ直に回線接続を行う。
集中電話番号データベースの構築・運用が必要である。

◇ ダイレクト
ダイレクト方式(All Call Query)は、全ての呼で集中管理電話番号データベースへ問い合わせを行うものである。
#発信元交換機が集中管理電話番号データベースへ移転先を問い合わせ取得する。
#発信元の電話交換機から移転先電話へ直に回線接続を行う。
集中電話番号データベースの構築・運用が必要であり、全ての通話で番号問い合わせを行うためデータベースの負荷が高くなる。発信元交換機と集中番号データベースと移転先交換機との情報伝達のみで接続操作が可能である。

◆固定電話番号ポータビリティ